不動産は車などの場合とは異なり、
提示価格での売却が保証される訳ではありません。
高めの金額を提示して専任契約を結び、
買い手がつかなければ度重なる値下げをさせる
というスタンスの会社も存在するので注意が必要です。
また、はじめに耳にする金額は耳に残りやすく
それにとらわれてしまうことで、売りどきを逃してしまう例も少なくありません。
まずは、適正価格を把握した上で、
高めの価格でチャレンジするのか、 低めに設定して早期の売却を狙うのかなど、
しっかりとした方針を立てるのが適切です。
住み替え先の新たな物件を先に購入する場合、
引っ越しが1回で済むなど利点も多くありますが、
元の物件を○○円以上で売らなければならないという大きなリスクが発生します。
また売却が思うように進まないでいると銀行からお尻を叩かれてしまうこともあります。
結果的に値下げをして、思わぬ負債を抱えてしまわないためにも、
新たな物件の購入先から、元の物件について提示された価格について鵜呑みをせず、
適正価格を知る努力が必要です。